工法と構造について

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工法と構造について – 基礎知識を学ぶ


日本で建てられている一戸建て住宅の工法構造は主に次のとおりの種類があります。
・木造軸組(在来)工法 ・2×4(ツーバイフォー)工法 ・木質系プレハブ工法 ・鉄骨系プレハブ工法 ・重量鉄骨造 ・鉄筋コンクリート造 ・ユニット工法 その中でも着工の割合が高いのは木造軸組工法が5割以上を占め、以下 2×4工法、プレハブ工法と続きます。 ちなみにプレハブ工法は工場で生産されメーカー各社が独自に開発しているため、どの会社でも建てられるわけではありません。 工法構造は耐久性、耐火性などの性能面、またプランなどの対応自由度、コスト、工期などそれぞれに特徴があります。 特徴を知ることで建てたい家や依頼先選びの目安にもなります。理解を深め、自分の建てたい家に合ったものを選択することです。

工法・構造の種類と特徴

木造軸組(在来)工法 特徴:柱と梁を組み、点で力を受ける。筋かいを入れ、金物で補強することで水平力に抵抗する。日本の伝統的な工法。 採用割合:50~55% 耐久性:○ 耐火性:△ 耐震性:△ 遮音・防音性:△ 敷地対応力:○ 設計自由度:○ 増改築のしやすさ:○ 工期の目安:4~5ヶ月
2×4(ツーバイフォー)工法 特徴:2インチ×4インチの部材と合板で床、壁、天井の面をつくり、それらを組み合わせる工法。外力は面で受ける。 採用割合:20~前後 耐久性:○ 耐火性:○ 耐震性:○ 遮音・防音性:○ 敷地対応力:△ 設計自由度:△ 増改築のしやすさ:△ 工期の目安:2~4ヶ月
木質系プレハブ工法 特徴:あらかじめ工場生産された木質系の部材やパネルを現場に運び組み立てる工法。 採用割合:3~4% 耐久性:○ 耐火性:○ 耐震性:○ 遮音・防音性:△ 敷地対応力:△ 設計自由度:△ 増改築のしやすさ:△ 工期の目安:2~4ヶ月
鉄骨系プレハブ工法 特徴:軽量鉄骨(4mm以下)を様々に折り曲げたフレームを軸組に用い、パネルを現場に運び組立てる工法。 採用割合:6~8% 耐久性:○ 耐火性:○ 耐震性:○ 遮音・防音性:○ 敷地対応力:△ 設計自由度:△ 増改築のしやすさ:△ 工期の目安:2~4ヶ月
重量鉄骨造 特徴:重量または軽量の鉄骨で構造体をつくる。 採用割合:5%前後 耐久性:○ 耐火性:○ 耐震性:○ 遮音・防音性:○ 敷地対応力:○ 設計自由度:○ 増改築のしやすさ:△ 工期の目安:4~5ヶ月
鉄筋コンクリート造 特徴:現場で鉄筋を配し型枠を組み、コンクリートを流して構造体をつくる。 採用割合:1%前後 耐久性:○ 耐火性:○ 耐震性:○ 遮音・防音性:○ 敷地対応力:○ 設計自由度:○ 増改築のしやすさ:△ 工期の目安:5~6ヶ月
ユニット工法 特徴:各部屋、階段、玄関などをすべてユニットとして工場で生産し、それを現場で組み立てていく工法。 採用割合:0.5~1% 耐久性:△ 耐火性:○ 耐震性:○ 遮音・防音性:△ 敷地対応力:△ 設計自由度:△ 増改築のしやすさ:△ 工期の目安:1.5~2ヶ月
その他 特徴:丸太組工法や混構造(1階は鉄筋コンクリートで2階は木造など)他。 採用割合:10~12%
※工期の目安は延床面積110m²の家を基準とした期間※比較一覧は一般的な目安 ○:優れている △:普通 工法によって多少性能の優劣がありますが、普通の評価であっても用いる素材や部材によってカバーできるものもあります。現在は工法の違いによる大差はないと言えるでしょう。

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